羅臼ぶどうエビを食べてみた

皆さんは幻のエビと言われている「ぶどうエビ」を召し上がったことはございますか?

今回、私は知床、半島羅臼町にて幻のエビと言われているぶどうエビを食べてみました。

本日はそのレビューをさせていただこうと思います。

概要

ぶどうエビはエビ目タラバエビ科モロトゲエビに属し、標準和名はヒゴロモエビと言われております。

なぜぶどうエビと呼ばれるようになったかと言うと、果物の葡萄と同じような色をしていた事から言われるようになりました。

さて、このブドウエビですが、羅臼町の漁法としては、エビカゴという漁法で採取しております。

そのエビカゴ漁は羅臼町でも 2 軒のみの操業となっており、

なおかつこのブドウエビ自体が全然手に入らないということで、非常に高価なエビとなっております。

そしてこのエビカゴ漁を行っているのは羅臼町だけです。

他の街では他の魚を捕る網にたまたま「ぶどうエビ」が入った場合のみ市場に並ぶということです。

写真で紹介

ぶどうえび単体を狙っているのは羅臼町だけどてことになります。

では写真を見てみましょう。大きさは大型のボタンエビとほぼ同じぐらいです。

鮮度のいい「ぶどうエビ」はお刺身で食べるのが一番です。


食べてみた感想としてはボタンエビよりも甘く、濃厚な味を感じます。

漁をしている時期と値段

ぶどうエビの漁をしている期間ですが、7 月 1 日から 9 月末までとなっております。

その時期しか生のぶどうエビを食べれないということを考えると、かなりレアなエビです。

そして写真でご覧いただくエビのサイズで 2500円。

これは産地である羅臼町で食べた値段ですので、もし東京などに持ってきた時には倍以上の値段がつくかもしれません。

北海道料理店を東京で営んでいる私が「ぶどうエビ」を東京の飲食店で見たことは一度もございません。多分、東京でぶどうエビを食べることはできないでしょう。

最後に

皆さんも夏の短い時期、知床半島羅臼町に行くことがあれば、このブドウエビをぜひ食べてみてください。
普通では味わえない味が値段以上の価値があると思います。

また美味しいものがあれば紹介させていただこうと思いますので、よろしくお願いします。